
ガーネット家
1月の誕生石として有名な「ガーネット家」ですが、「ガーネット」と聞けば「ルビー」のような赤系統の色を連想する方が多いと思います。しかし、実は緑系統の色の子もいます。また、特筆すべきは赤色のわずかな色合いの違いによって名前が細分化される点です。
例えば、「コランダム家」で赤色の子を「ルビー」と呼びますが、その赤色はさまざまです。明るい赤だろうが暗い赤だろうが赤色なら「ルビー」と呼ばれます。しかし、「ガーネット家」においてはそうではなく、明るい赤なら「パイロープ・ガーネット」、暗い赤なら「アルマンディン・ガーネット」のように赤は赤でもその色合いの違いで明確に名前分けされます。
要するに、他の一家なら「赤色」に相当する子が1人なのに対して「ガーネット家」は「赤色」に相当する子が複数人いるということです。
ガーネット家…赤系統グループの子たち
ガーネット家…緑系統グループの子たち
デマントイド・ガーネット
緑系統の子の中でも「デマントイド・ガーネット」と呼ばれる子は大変希少ですので、少し詳しく取り上げます。
1850年代、ロシアのウラル山脈でひと際まばゆい緑色のガーネットが発見されました。それが「デマントイド・ガーネット」です。オランダ語で「ダイヤモンドのような」を意味する「デマントイド」を冠するに値する、ダイヤモンドにも引けを取らない虹色の輝きから、「ガーネットの王様」と呼ばれたりもします。なにより興味深いのは、この子に現れることがある体内特徴(インクルージョン)です。