教えて!シチタヌキさん!「”時計に内蔵された純金インゴット(K24)の注意点”てなに?」(R3.12/18UP)

純金インゴット(K24)内蔵の腕時計

壊れた時計なんだけど、中に純金インゴットが埋め込まれているから売れるかしらぁ??

正確には国際取引に不向きな純金インゴットなのでK24扱いですね。それでも1gあれば6,750円(R3.12/3時点)で買取できますね!

果たして、それが本当に1gあればの話だけどね…

あじゃぁ!?でも、ちゃんと純金インゴット(K24)1gと明記されてるわよぉ??

正直、刻印はなんとでも打てるぽんからね…。実際に検証してみようかぽん♪

本当に1gあるのか?

ということで分解して、純金インゴット(K24)のみを取り出してみたよ

時計は2本あるから、これが2枚ねぇ♪

じゃあ、2gないといけないというわけですね。計ってみましょう…

結果は2gもなかったぽんね…。1枚あたり約0.7gしかないという計算になるぽこね…

あじゃぁぁぁあ!!1gもないって詐欺じゃない!!

この純金インゴット(K24)の裏側を見ると、薄くスライスされた形跡があるのがわかるよ

このように、簡単に時計内部から取り外して確認や計量できないことをいいことに、純金インゴット(K24)を薄くスライスして重さを誤魔化す場合があるぽんよ…

まだ1gのものが0.7gにスライスされてるならいいですけど、5gのものが3gにスライスされてたりしたら……

だから、純金インゴット(K24)内蔵の腕時計を買い取る際はきちんと分解して計量すべきだね

ただ、時計としての価値が純金インゴット(K24)代を超える場合は、そのまま時計として買い取ればいいぽこ♪

要するに、今回みたいに壊れた時計は分解・計量した上で貴金属として買い取る相場が純金インゴット(K24)代を超える時計は時計そのものとして買い取るってわけねぇ♪

そゆこと!