金合金(カラーゴールド)
昨日、貴金属を売りに来たお客様が「この“WG”ていう刻印ってなんですか?」と言ってましたね
ああ~、あたしも最初は何それ?って思ってたけど、今ならわかるわぁ♪WG=ホワイトゴールドでしょぉ??
その通り!純金・純銀・純プラチナといった貴金属はそのままだと柔らかすぎてジュエリーに不向きだから、他の金属と混ぜて合金にすることで強度を補強しているんだけど―――
―――とりわけ純金においては強度補強だけじゃなく、その色味を変える目的で合金にされることが多いんだぽん♪
例えば、K18だった場合「18/24=75%」が純金だから、残り25%に他金属が混ぜられているということでしたね!
その25%の他金属によって強度補強される上に色味も変えられるということねぇ♪
カラーゴールド「ホワイトゴールド」
じゃあ、結局「K18WG」は75%の純金に25%の何が混ぜられた合金だと思う?
はい!よく混ぜられるのはパラジウム(Pd)ですね!
ああ!プラチナのお話の時に出てきたプラチナ族に属する貴金属ねぇ!!
ぽん♪このパラジウムを混ぜて色味を白くした金のことをホワイトゴールド(刻印:WG)と呼んでいるんだぽこ♪
ちなみに、プラチナのことを和名で白金と言うんだけど、このホワイトゴールドとよく混同されるよ
ホワイトゴールドを訳したら「白い金」だから、確かに同じように聞こえるわねぇ...
でも、白金はプラチナ、ホワイトゴールドは純金とパラジウムの金合金だから両者は全くの別物ですね
だから、ホワイトゴールドを和名にするならパラジウムで白色になった金ということで「白色金」とするのが正確だぽんよ~♪
その他のカラーゴールド
カラーゴールドって他にも種類はないのぉ??
ぼくたちがイメージする一般的なK18はイエローゴールドでしょうね。一般的ゆえに、「YG」という刻印が省略される場合がほとんどですね
ほぇ~…。にしても、ピンクゴールドは他に比べると配分が複雑なのねぇ...
加工技術の向上や新素材の登場などでこれからもカラーゴールドはバリエーション豊かに増えていくだろうね
しっかり強度を補強しつつ、好きな色でジュエリーを楽しめるのがカラーゴールドの最大の魅力なのねぇ♪