
Q.革の銀面革を削って毛羽立たせる仕上げのことを何と言う?
①スエード | ②ヌバック |
③ベロア | ④シュリンク |
A.②ヌバック

……銀面????

動物から取れた皮を製品素材として活用できる革に改質するための必須級の作業を鞣し(なめし)というんだけど、鞣す前の皮には毛とか肉とか脂肪とか色々なものが付いてるぽこ♪
ちなみに、皮と革の違いの説明です


毛とか肉とかが付いたままだと腐敗して使い物にならなくなるから、それらを除去して鞣し剤で改質することで革にするわけだけど、その作業後の毛があった面を銀面(ぎんめん)、肉や脂肪があった面を床面(とこめん)と呼ぶよ
そんな床面側を削って毛羽立たせたのがスエードとベロアなんだけど、スエードは子牛や子山羊、子羊、豚などの繊維構造が緻密な革の起毛革だぽこ♪
ベロアは成牛のような繊維構造が粗い革の起毛革で、スエードに比べてやや長い毛羽立ちになるよ
じゃあ、銀面側を毛羽立たせたものがヌバックってわけねぇ♪
ヌバックはスエードよりも短い毛羽立ちが特徴で、起毛革の毛羽立ちとしてはベロア⇒スエード⇒ヌバックの順に短いということなります


ちなみに、シュリンクは鞣しの段階で薬品などを使って革表面を収縮させることで独特なシワ感を出す仕上げだぽん♪