クイズ「質タイキからの挑戦状」問243

Q.〝絶滅の恐れのある野生動植物の種の国際取引に関する条約〟の通称は?

ヴェルサイユ条約ポーツマス条約
③ジュネーブ条約④ワシントン条約

A.④ワシントン条約

1973年にワシントンで採択、そして1975年に発効された、国際取引によって生存を脅かされている又は絶滅してしまう恐れのある野生動植物を保護することを目的とした条約のことを通称〝ワシントン条約〟又は正式名称の英語表記の頭文字を取って〝CITES〟というぽこよ♪

世界の約180カ国が締約国となっていて、日本も1980年に締結したよ

ワシントン条約の本文には〝附属書〟と呼ばれる規制の対象となる動植物リストが付属していて、規制が厳しい順に〝附属書I〟〝附属書II〟〝附属書III〟にわかれます

ⅠとⅡとⅢでどんな違いがあるの~??

ざっくり説明すると、Ⅰは国際取引の影響で絶滅が強く危惧される種を掲げていて、それらの商業的な国際取引を禁止しているのに対し、ⅡはⅠほどではないにしても絶滅の恐れのある種を掲げていて、Ⅰと違って輸出国政府の管理当局が発行する輸出許可書があれば国際取引が可能になっているぽこ♪

Ⅲは条約締結国が自国内の動植物保護のために他締結国の協力を必要とする種を掲げていて、国際取引の際には輸出許可書又は原産地証明書が必要となるよ

ワシントン条約の規制対象は生きている動植物だけでなく、毛皮/皮革製品や漢方薬も含まれる点に注意です

詳しくはチラを見てほしいわ~♪