しちビア No.054

Q.以下のような石の留め方を何と言う?

①後光留め②レール留め
覆輪留めチョコ留め

A.覆輪留め

――覆輪(ふくりん)というのは元々は刀の鍔(つば)や甲冑の縁を金属で補強・装飾する技法のことを指します――

ジュエリー製作において、宝石を地金でぐるっと囲んで固定する様が覆輪にそっくりなことから、このような留め方を覆輪留めと呼ぶようになりました

爪が無いから服とかに引っかかりにくいし、ぐるっと囲まれて固定されているから石が外れにくい......日常使いに最適な留め方よねぇ♪

ただ、裏側にゴミや皮脂が溜まりやすいというのと地金で宝石を覆っている分、光の入る面積が狭まって宝石の輝きが弱まるといったデメリットもあるぽんよ…!

その点、婚約・結婚指輪で代表的な爪留めは最低限の爪だけで留めているから光が多く入って、宝石を最大限輝かせてくれる

――ちなみに、宝石の留め方は爪で留める爪留め地金で留める覆輪留め・彫り留めその他に大別されて、そこから更に細分化されていきますが、詳しくは下記表をご覧ください――

覆輪留めと彫り留めはパっと見似ていますが、覆輪留めは地金の帯で宝石の周囲を取り囲む留め方なのに対し、彫り留めは地金に彫った穴に宝石を入れて周囲を爪で固定する留め方です