しちビア No.006

Q.水を弾く加工はどれか?

①止水加工親水加工
防水加工撥水加工

A.撥水加工

――水に対する加工はいくつか種類がありますが、中でも水を弾く加工のことを撥水(はっすい)加工と言います――

これは生地の表面にシリコンやフッ素などをコーティングすることで水を玉状にして弾く加工のことだよ

もう1つよく見聞きする防水加工は塩化ビニールや合成ゴムといったそもそも水を通さない素材で生地を作ったり、それらを生地の隙間に塗り込んだりして水を通さないようにする加工のことです

簡単にまとめると、防水は水を通さない撥水は水を弾く加工ということねぇ♪

防水加工は水だけじゃなく空気や蒸気も一切通さないから通気性が悪く蒸れやすい反面、撥水加工はコーティングに空気や蒸気が通れる隙間があるから通気性が保たれ蒸れにくいという特徴もあるぽこ♪

また、撥水加工は表面にコーティングしているだけなので徐々に効果が弱まるし、水の量が多い場合や霧雨のように小さい水滴の場合は水を通してしまうんだけど、防水加工はそもそも素材自体が一切水を通さないし、劣化したり破損したりしない限り効果も落ちないという特徴があるよ

環境や条件、素材の状態などによっても変動はありますが、両者の特徴を簡潔にまとめるとこのようになります

――ちなみに、止水加工は生地の表面にフィルムをラミネートしたり特殊なコーティングを施して水の侵入を防止する加工のことで、止水ファスナーが身近な例です――

親水加工は塗装面に水が平らな膜のように流れ落ちる性質を付与する加工のことで、撥水と違って水玉が表面に留まらず流れ落ちるので水シミ(ウォータースポット)が出来づらく、汚れも一緒に流れ落ちるので車のボディによく用いられるぽこ♪