【問題】文字盤やベゼルに施される下記のような
連続したピラミッド型の装飾技法を何という?
——ジャンル:時計/難易度:★★★★★——
①クル・ド・パリ | ②オート・クチュール |
③クロワゾネ | ④コート・ド・ジュネーブ |
【答え】①クル・ド・パリ
フランス語で「パリの爪/鋲(びょう)」を意味するクル・ド・パリは多数のピラミッド型のようなギザギザ模様を連続させる装飾技法のことだよ
クル・ド・パリはギョーシェ彫りの一種なんですよね
ギョーシェ彫り…??
ギョーシェ彫りというのは繊細な模様やそれらを規則正しく彫り込む装飾技法のことで、18世紀にアブラアン・ルイ・ブレゲ氏が考案したぽこよ♪
ブレゲ氏は時計の歴史を200年早めたと言われるほどの天才時計職人だったんですよ
ギョーシェ彫りを施すことで美観が向上し、光の反射も減って視認性も向上するから、高級時計にはこの技法が施されていることが多いんだよ
数あるギョーシェ彫りの中でもピラミッド型を規則正しく彫り込む技法がクル・ド・パリということねぇ♪