シチビア🐾 No.98

Q.紫外線を照射すると色が変わり、照射をやめてしばらくすると元の色に戻る性質のことを宝石用語で何と言う?

①アデュラレッセンス②アベンチュレッセンス
イリデッセンステネブレッセンス

A.テネブレッセンス

――ソーダ(ナトリウム)を多く含むことからソーダライトと名付けられた、青色やグレー、白、黒色を呈する半透明から不透明の鉱物にはハックマナイトと呼ばれる変種が存在します――

そんなハックマナイトには紫外線が照射されると色が変化し、照射をやめてしばらくすると再び元の色に戻るテネブレッセンスという光学現象が見られるぽこ♪

テネブレッセンスと似た現象に蛍光/フローレッセンスというものがありますが、光を照射すると発光する蛍光現象は照射をやめるとすぐに発光が消えるのに対し、テネブレッセンスはしばらく色が残るという違いがあります

宝石や鉱物界には他にも様々な光学現象があって、とてもここでは語り尽くせないけど、ムーンストーンなどで見られる石の表面に青白い光が浮かぶ現象のことをシラー/シーン/アデュラレッセンスと呼んでいるよ

アベンチュレッセンス石内部の微小な結晶や鉱物の破片が光を反射してキラキラ輝く現象のことで、とりわけアベンチュリンという宝石に見られる現象だったからこの名前になったそうよぉ♪

イリデッセンス真珠などに見られる光の干渉や回折によって虹色に輝く現象のことだぽん♪