「え?なんで!?」ーー断られる着物 ーー
今日はよくお客さんから聞かれる着物買取事情について話していくよ
基本的にタイキでは着物の買取をお断りしていますよね
買うと数十万もするものなのに、買取を断られるっていい気分しないわねぇ...
そこで、その理由をざっくり説明しとこうと思うぽこ♪
ぜひぜひ!!!
需要とサイズ
理由は大きくわけると需要とサイズだね
着物の需要といえば、七五三や成人式などですね
ぽこ♪でも、そういう節目には着ても、普段から着るわけじゃないぽんよね??
それはそうねぇ...。昔は着物が普段着だったけど、今は違うからねぇ...
しかも、最近は着物レンタルというのも定着しているからね。年に数回、節目にしか着ないならレンタルでいいやって思う人は多いんじゃないかな
たしかに…。レンタルがあるなら、わざわざ大金はたいて買わなくてもいいやって思いますね
あとはサイズだぽこね。実は、昔と今では日本人の平均身長は違うぽこ!
詳しい統計は省きますが、今の人の方が身長が高めみたいですね
ぁぁあ、だから当時着ていた着物を売ろうにも、今の人の身長に合わないのかぁ…
そう、寸足らずになっちゃうね
お直し代もタダじゃないですし…
シビアな呉服業界と買取事情
そもそも、呉服業界は高く売らないと経営が成り立たないシビアな世界だぽこ…。問屋やメーカー原価の数倍~数十倍の価格で販売しないと経費や利益を確保できないんだぽん…
それが買うときは高額だけど、売ると二束三文になっちゃう要因ですね。経費や利益込みで査定するわけにはいきませんから
それに現状の需要低下とかサイズ相違とかも影響してくるもんねぇ...
うむ。それでも、昔は着物買取を業者委託してやってたんだよ。でも、業者の提示額とお客さんの購入金額の差がありすぎて、落胆されたり怒られたりすることが多発して――
――結局、着物を業者に送る往復運賃を負担するだけだったから、以後着物の買取を断るようになったんだぽこ…
そうだったのぉ...
そういうわけで、着物買取はお力になれなくて申し訳ない...