宝石のカット
新年あけましておめでとうございます!
今年もコラム更新頑張っていきます!
今後も質屋タイキを何卒よろぽんだぽこ♪
さーて、新年一発目の話題はダイヤモンドのカットによる価格差についてねぇ♪
宝石のカットについては以前のコラムでも取り上げましたね
簡単におさらいすると、輝きを命とするダイヤモンドにはブリリアントカット、透明度を命とする色石にはステップカットがよく施されるんだったね
そして、数あるブリリアントカットの中でもラウンドブリリアントカットが一番ダイヤモンドの輝きを引き出すものだったぽこね♪
ラウンドブリリアントカット以外のダイヤモンド
やっぱ、ダイヤモンドと言えばギラギラした輝きが欲しいわよねぇ♪
それならラウンドブリリアントカットのダイヤモンド一択となるわけですね
うむ。やはり、輝きが命と言うくらいだから、他のカットのものよりラウンドブリリアントカットのダイヤモンドの方が圧倒的に需要が高いよ
需要が高いので他のカットよりも高額買取になるというわけですね
そうだぽこ♪もちろん、カット以外の要素(カラット、カラー、クラリティ)も重要になってくるぽんけど、仮にそれら要素が全く一緒でカットのみが異なる場合、やはりラウンドブリリアントカットのダイヤモンドが一番高く売買されるぽんね♪
なるほどねぇ…。じゃぁ、メレダイヤもラウンドブリリアントカットがいいってわけねぇ?
ちなみに、メレダイヤは明確な定義があるわけではないけど、一般的に0.2ct以下のダイヤモンドを指す言葉ですよ!
補足ありがとう。そうだね、メレダイヤもラウンドブリリアントカットが一番値が付きやすいね
ほぇぇ…。テーパーバケットとかも綺麗なんだけどなぁ…
ダイヤモンドリング
(テーパーバケットカット)
もちろん、ダイヤモンドのカットは自分の好みで選択すればいいと思うぽんよ!!ただ、ラウンドブリリアントカット以外だと価格差があるというのが実状だぽん…
なんで価格差が生じるのさぁ??
まず第一に、さっきも言った需要の違いだね
ダイヤモンドは輝きが強いほど好まれるから、その輝きを最大限発揮できるように考案されたラウンドブリリアントカットのものが人気なのは当然ですね
うむ。そして第二はデザイン上の問題だね
デザイン上の問題ぃ??
まず、ジュエリーを買い取る際、「素材は何なのか?」「宝石の品質はどうか?」も重要だけど、「このデザインは今でも通用するのか?」も大事だぽん!
今でも通用するというのは簡単に言うとそのままでも売れるということだよ。ただ、何の世界でも古いデザイン、新しいデザインというものがあるよね?
人の好みなので一概には言えませんが、古いものより新しいものが好まれる傾向にあるのは確かですね
そう。だから、さっきの写真のような古いデザインのジュエリーはそのままで売れる可能性が低いから、貴金属は貴金属、宝石は宝石で分解して、それぞれを卸売りする場合がほとんどなんだ
ふむふむ
その分解されたダイヤモンドを誰かが買い取って、自身のジュエリーに再利用していくわけなんだぽんけど、このダイヤモンドのカットによって使いやすさが変わってくるんだぽん…!
イメージ
詳しくは専門的なことになるから省くけど、超ざっくり言うと、ラウンド型はなんにでも転用しやすいけど、それ以外の形だと元のデザインに合うようにカットされているから、新しいものに転用しようとしてもそのままでは使えないことが多いんだ
要するに、ラウンド型はオールラウンドで活躍できるけど、それ以外だと使いどころが限られるということですね!
ふむふむ。そりゃ、輝きも発揮されて転用もしやすいラウンド型の方がいいわねぇ...
そゆこと!だから、同程度のダイヤモンドだとしてもラウンドブリリアントカットとその他のカットでは価格差が生じるんだ
ラウンドブリリアントカットと比べてカットによっては3~5割ほど価格が落ちることも多々あるぽんよ…
そんなにぃ…!!
自分が惹かれたカットのダイヤを買うことをおすすめしますが、いざ売るとなったらカットによって価格差が生じることは知っておいてくださいね!